ヘアサイクルの乱れと改善

ヘアサイクル

髪の毛が抜けることと密接なかかわりがあるのがヘアサイクル。
ヘアサイクルとは、髪の毛の発育するサイクルのことです。

 

髪の毛の寿命は個人差があるのとは言っても成長期(スタート成長期・中期成長期・後期成長期などに分けられる)から移行期(ペース期とも)を経て、休止期に至るサイクルが、およそ2?6年といわれています。

 

まず成長期とは言っても髪の毛は毛母細胞によってつくられ、数年に渡って成長していきます。
発毛がスタートしてから成長期が長ければ長いほど、髪の毛は太く長スパンにわたって育つことになるのです。
やがて髪の毛の成長行いが停止すると、毛根の委縮と角化が始まります。
これが移行期です。

 

斯くして、髪の毛の成長が止まる休止期に移行。
毛根がスカルプ上側へと移動し、やがては髪の毛が抜けることとなって抜け落ちていくのです。

 

従って、健全な体の人でも一定量の髪の毛が抜けることはあるわけで、抜け落ちた髪の毛が常識的な太さと長さを持ったものであれば、その髪の毛は寿命を全うしたと考えられるのであまりきがかりはいりません。

 

重要なのは、細く短い髪の毛が抜けてしまったときです。
寝ること不足やフラストレーションなどの乱れでヘアサイクルに乱れが生じると、たとえば成長期スタートからいきなり休止期に入ってしまい、まだ成長しきっていない細い髪の毛が抜け落ちてしまうことがあるのです

 

太く長スパンにわたって育つ前に髪の毛が抜けるために太い髪の毛の量が少なくなっていく事し、その成り行きとしてスカルプが透けて見えるほどの髪の毛が薄いことになってしまうことが多数のです。

 

こうしたときはヘアサイクルの乱れが考えられますので、その要因を究明し、改めてノーマルなヘアサイクルを改善することが求められるのです。


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